11.前往月影的伊甸(月影のエデンへ)
作詞:小幡英之
作曲:酒井ミキオ
編曲:田邊惠二
キャラバンは 宵の帷(とばり)にまぎれて
あなたとの 恋の果実を運ぶ
禁断の デイツの味ほろ苦く
祈りましょう ああ幸(さち)あれと月に
人の世は 皮肉だわ 無常の響き
まだペトラ もうサハラ
愛は砂の河を流れ流れて
ゆらゆら揺れる 駱駝のサドル 二人を乗せる 運命の舟よ
あなたに惹かれ ついてゆきましょう カミルレ香る遥かな
月影のエデンへ
愛しさを 奏でよ心のリュート
もう二度と 離れない指先で
籠を抜け 空を翔け 一つになって
手に入れた 契りなら
愛は満ちる時の雫々(しずくしずく)に
月夜に光る サテンのチャドル 二人が生きる 甘い刹那のよう
千夜の夢を 一夜に集め 幾星霜(いくとしつき)も瞬く
雲母(きら)の星にしましょう
すべてを捨てて 砂漠の果てで それでも遂げた 強き恋ならば
想いの丈(たけ)を 信じてみましょう 逃れ逃れてあなたと
ゆらゆら揺れる 駱駝のサドル 二人を乗せる 運命の舟よ
あなたに惹かれ ついてゆきましょう カミルレ香る遥かな
月影のエデンへ
旅行商隊 趁著夜幕低垂
為我帶來了 與你戀愛的果實
禁忌的歲月 帶著微微的苦澀
我將對月祈禱 祈禱幸福相隨
人世間 何等諷刺 充滿無常的聲音
還為到達佩特拉 已可看見撒哈拉
愛情在沙河中流呀流
一路搖呀搖 駱駝的座鞍 是載著我倆的 命運的方舟
被你所吸引 我將隨你前往 遙遙傳來甘菊的香味
前往月影的伊甸
以心靈的琵琶 彈奏愛意
用再也無法離開的 指尖
離開牢籠 翱翔天空 我倆合而為一
得到手的 一紙盟約
拋向愛情滿潮時的紛飛細雨
月夜在發光 絲綢的方巾 一如我倆共度的 甜美的剎那
千夜的夢境 匯集在一夜裡 幾番星霜也如一眨眼
讓它成為雲母的星
將一切捨棄 在沙漠的邊際 如果說這段愛情 擁有足夠貫徹的堅毅
我就願意相信 你的心意 與你一起逃啊逃到天涯海角
一路搖呀搖 駱駝的座鞍 是載著我倆的 命運的方舟
被你所吸引 我將隨你前往 遙遙傳來甘菊的香味
前往月影的伊甸
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